野生動物による被害や保全について、誰に何を聞いてよいか悩んでいる方に向けて
野生動物の管理に関する考え方、視点をまとめました。
事業を計画する方も、実際に対策をしている方も、事前知識が多くて困る事はありません。
ご自身の対策や計画の参考としてご利用ください。
動画の内容は地域、状況によっては当てはまらない事があります。
(地方自治体や地域の被害対策の責任者を講習対象としてイメージしています。)
♯1 国内の中~大型哺乳類が近年たどった道
野生動物の管理事業を計画する前に、
現在我々が置かれている状況を簡単に整理しましょう。
word: 戦後復興、森林化、過疎、高齢化、生物多様性、共存、法律
♯2 野生動物の被害管理におけるフレームワーク
対策を設計する際に、持っておくべき思考フレームを紹介します。
野生動物の被害管理がなぜ難しいのか、専門の人材がなぜ必要なのかをまとめました。
word: 科学的管理、再現性、PDCA、OODA、専門的人材
♯3 野生動物の個体数、数の変化
動物の個体数の変化に関する視点を紹介します。
個体数管理に向けられた過度な期待と限界についてまとめました。
word: 個体数、環境収容力、CPUE、SPUE、個体数管理、季節移動、構成
♯4 野生動物の管理、被害と学習
野生動物の学習に関して、押さえておくべき視点をまとめました。
検証、把握が非常に難しい分野ですが、被害管理では避けて通れません。
word: 学習、忌避、群れ、餌場、人慣れ
♯5 野生動物の被害、対策の三本柱
被害を抑制するために、組み合わせるべき三つの要素を紹介します。
環境整備、防除(柵)、駆除(追い払い)について視点をまとめます。
word: 環境整備、刈り払い、防除、柵、電気柵、捕獲、駆除、追い払い、シナジー効果
♯6 被害管理のおける調査
被害管理における調査について、優先順位や情報の優劣、設計の流れをまとめました。
無計画な調査は浪費であるだけでなく、害になる事すらあります。
word: 被害額、費用対効果、効率化、調査の失敗
♯7 野生動物の被害対策の効率化
被害管理、対策を効率化するための思考の流れをご紹介します。
大雑把な被害管理をどのように洗練されたものへ近づけるかをまとめました。
word: 時間、空間、効率、面、線、点、リスク管理、クライシス管理、モデル事業
♯8 野生動物対策の人的側面
野生動物管理において、人側の力学がどのように作用するか。
農林業被害における捕獲を例に、課題と視点をまとめました。
word: 狩猟、有害鳥獣捕獲、ナワバリ、報奨金、独占、利権化、NIMBY、human dimension
♯9 地方自治体における対策の一歩目
野生動物管理が効率化する条件、そのための環境整備。
気付きにくいが何よりも先に理解すべき障壁についてまとめました。
word: 専任、専門、職員、異動、人事、公益性、育成、体制
♯10 野生動物と家畜感染症
国内への侵入が危惧されている口蹄疫、アフリカ豚熱(ASF)について
誤解が多い点と持っておくべき視点についてまとめました。
word: 豚熱、CSF、口蹄疫、アフリカ豚熱、ASF、宿主、感染経路、対策、ワクチン
動画の内容について疑問等がありましたら、動画内のコメント欄へご記入下さい。
ご紹介した動画は対策を効率化するための視点をまとめたもので、実際の対策は十分な調査を伴ったより詳細で具体的な計画が必要です。
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